05 ホームページを活かす戦略と戦術 プリント

企業がホームページを活かすとはどういうことでしょうか?自分(強み、弱み、チャンスや脅威となること)を知り、相手(お客さま、ライバル、大きな環境の変化)を知り、ホームページの目的(03 参照)を明確にして、「利益」につながる仕組みをつくるということです。

もちろんホームページだけで実現できることはなく、
人と現場に結びついていることが重要です。

どのような活動もお客さまとの最終接点は「人と人」です。
人と人との接点をより速く、より強く、よりスムーズにするために、
情報の接点としてホームページを活用していくのですね。
ホームページの中に人が入って接客をするわけにはいきませんが、
たとえ直接顔を合わせていないときでも、
ホームページを挟んでお互いに顔を合わせているような気持ちで、
情報の接客を行うことは大事です。

「利益」につながる仕組みと聞くと、
つい自分本位に考えてしまいがちですが、
先に話したような心構えは相手の利益を優先することと同じです。

相手の利益を優先しながら、
自分の適正な利益も確保していかなければならない。
ここに事業や経営の仕事の難しさがあります。

「どうやって適正な利益を継続的に確保していくか」

経営とはこの仕組みを考え社会の人々の幸せを追求していくことにほかならないのです。

ホームページの活用を考えるとき、
ただ漠然と「つくる」ことだけを考えてみても、
使えるホームページにはなりません。
問題の解決の糸口を見つけるには、
人や現場の動きからちょっとしたヒントをつかむことからはじめます。

現場で求められている「いまの問題」解決は、
必ずどこかで「将来の利益」の問題につながっています。
そしてたいていは、下記の7つのいずれか、またはいくつかに該当します。

1.新規客数を増やす
2.既存客流出を防ぐ
3.購買頻度を上げる
4.買上点数を増やす
5.1点単価を上げる
6.原価コストを下げる
7.顧客獲得コストを下げる

この7つの施策のどれとどれに重点を置くか考えることが、
ホームページを活かす戦略と戦術の発想の基本です。

いま何が問題なのか、
明日をどうすべきか、
未来はどうあるべきか。

いまのことは目に見えるのでわかりやすい。
しかし未来のことは目には見えないのでとてもわかりづらい。
お客さまの顔、商品やサービス、ライバルの動き、世の中の動き、
すべてがそうです。
目に見えないことは、目に見えるところを原点に想像していくしかありません。

目に見えないことを考えるのは戦略を考えることです。
目に見えることを考えるのは戦術を考えることです。
いま目に見えるところを原点に、目には見えない明日や未来のことを考え、
そこを目に見えるような形に現していく。
経営企画室の机の上の事業計画書のことではありません。
それぞれの現場のそれぞれの人の日々の考えと行動のことです。

道を見失うことなく、1歩1歩、具体的に前に進められるように
大きな方向性の旗ふりは経営者が行います。

ホームページを活用することは社員にとっても経営をわかりやすくし、
意思統一を図ることで、現場での判断や行動をしやすくする役割があります。

 
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